2021年どんな年でしたか?

ホントに1年は早いもので、今年もすでに年末になってしまいました。

昨年からのコロナウイルスの影響がまだまだ続く中、今までの当たり前がもう当たり前でなくなり、もはや以前のような生活には戻らないのではないのかなとも思えるぐらい世界中が変化してしまった感じがします。

又、我々が暮らす日本が様々な面で先進国というには内容が伴っていないという事が分かり始めてきた時期であるようにも思えます。

私が携わる建築業界におきましても皆様ご存知の通り材木をはじめとするあらゆる材料が大きく値上げになっており、この1年間だけでも、あらゆるビルダーで住宅の価格は結構なコストアップが図られたのではないでしょうか。

現在の世界の情勢などをみていると、この先コストが以前に戻ったりすることは無くまだまだ上がる可能性の方が大きいとは思いますが、日本が今の感覚で何処まで世界についていけるのか?はたまた取り残されていくのか?心配なところです。

いずれにしましても日本がバブル崩壊後、全然成長しておらず所得の上がらない国となっている事を早急に覆していかなくては、この先、道は開けないでしょう。

そして、あらゆる分野で今までは“質より量”という考え方が日本の場合は多かったように思えるのですが、そこも徐々にではありますが“量より質”というふうに変化していってる感じは受けます。

実際に、あしづかホームで住宅を建築して頂くお客様からも「次世代に引き継げる性能・耐久性が高い建物を...」というご意見をよく聞かせて頂きますし、先々の環境負荷やコストアップの事も考えていくと、これも自然な流れではないでしょうか。

このように今年1年を振り返っていくと、あまり良い事が無かったような感じになってしまいますが、数年後や数十年後に振り返ったときに転換期となっているのではないでしょうか。

住宅の分野においては今まで性能やエコにあまり前向きではなかった大手ハウスメーカーですらCMでその辺りに触れたりしていますのでエンドユーザーの方々にも徐々にですが関心が増えていくことでしょうし、滋賀県内でも弊社や滋賀エコハウスPROJECTメンバー以外のビルダーさんでも性能面を打出してきている数が結構増えたと思います。

私がこの業界に入った26年前は阪神大震災が起こった年で、それから他にも全国で大きな地震が何回も起こり住宅の耐震性能は年々上がっていきました。そして今や耐震性能を不要と思う人はいなくなったと思います。

そう考えると20、30年先では断熱性能や省エネ基準といったものはどうのように変化しているのか非常に興味があり楽しみです。

皆様1年間お付き合いいただきありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。

蘆塚

2021.12