ペロブスカイト太陽電池
先日の新聞記事で、滋賀県内の高校体育館にて、“ペロブスカイト太陽電池”が全国初採用と載っておりました。
ペロブスカイト太陽電池とは何か?あまり内容を解っておりませんでしたが、ネットで調べてみると、フェイルム型の太陽光発電で、従来のシリコン型よりも、薄く軽いのが特徴との事です。
高校の体育館は、震災発生時に避難所になり得る場所であります。また、普段の使用時においても、そこで使用する電力が賄えるという事は有効であるので、新しい技術を取り入れて優先的に再生可能エネルギーの設備を設ける事は良い事ではあります。
しかし、公的な予算を使うのであれば、もっと先にやるべき事があるようにも思います。
先月に起こった熊本地震の際にも、避難所は学校の体育館などが利用されています。ただ、夏の暑い時期であり、体育館内は非常に蒸し暑く、実際には車中泊や屋外で夜を過ごす人々も多いと報道ではありました。
結局のところ、断熱性能が悪い建物という事や、エアコンが無い事を解消していく事が先であり、太陽光発電設備の設置は優先度が低いように考えます。
先ずは、快適性というものが確保された空間を整えるべきでないと避難所としては機能しません。
2年前の能登半島地震の際は、真冬で寒い時期でした。その時は、その時で避難所の寒さが問題になっていました。夏でも冬でも、やることは同じで、先ずは断熱強化とエアコンなど空調設備の設置が不可欠です。
今回、どういう経緯で、新しいタイプの太陽光発電が、高校体育館に採用されたかは知りませんが、ただのアピールでは無く意味のある設置であってもらいたいです。
滋賀県は、今のところ大きな災害は無くきております。ただ、今後は、何処で何が起こるか分かりませんので、今のうちに、しっかりと災害対策をすすめておく必要があるのでは無いかと思います。
まぁ、色々と事情はあるのでしょうが、全体の方向性はブレずに決めてもらいたいですね。
蘆塚
2026.8



