サスティナブルに暮らす

急に秋になりましたね。ほんの数日前までは、今年は、いったいいつまで半袖のTシャツで過ごすのかな?と思っていましたが、一気に長袖が必要な状況になりビックリです。

今回は、その衣類について書いていこうと思います。

衣類は、私たちの生活には欠かせないものであります。季節によっても着用する種類が異なりますし、好みによっても所有するものは変わります。

特に最近では、様々な価値観や市場、生活スタイルの変化で、販売する店舗の形態も多様化し、若い人たちの間では古着のニーズも高まっているように聞きます。

実際に古着を扱うリサイクルショップや古着屋さんも各地で増えている感じで、私が、暮らす滋賀でも以前よりは店舗数が多くなったと思います。

そもそも、滋賀は田舎ですから、それほど店舗数が増えたといっても大したことはございませんが、都会になればなるほど、そういう店舗は人気があり活気づいているのではないでしょうか。

その古着を扱うリサイクルショップですが、ジャンルが幅広く、高級ブランドからヴィンテージ、比較的新しいカジュアル、そしてファストファッションと、本当に色々あります。

誰かが使用していて、要らなくなった物をリユースするというのは、廃棄して新たなものを生み出すよりは、環境に対しての負荷がかからず非常に良い事です。

これまでの日本では、要らないものは捨てて、そして新しい製品を購入するという考えが、比較的多かったように思いますが、時代の流れで少しずつ変化していきますね。

今までは、製品を製造・販売する売り手側もニーズに応えるために、どちらかといえば“長持ち”よりも“新しさ”や“低価格”といった点に重きを置き循環していたようにも思えますが、人々の価値観に少しずつ変化が表れてリサイクルで使用できるモノにも関心が増えているのではないでしょうか。

こういう、モノを大切に長持ちさせる価値観が、もっと浸透していくと、新たなモノづくりも自然と“長持ち”を基本とする考えで進んでいくと思いますが、如何でしょうか?

衣食住の何れもが、普通にサスティナブルと呼べる方向に向かって欲しいですね。

蘆塚

2023.10