太秦パッシブハウスの気密測定

先日は、京都市内で建築中の『太秦パッシブハウス』(※認定申請予定)で気密測定を行いました。

以前からお伝えしております通り、あしづかホームで建築させて頂く建物は、パッシブハウス認定を受ける、受けないに係わらず断熱、気密といった部分の施工クオリティに変わりはありません。

どちらかというとパッシブハウス認定を受けない建物の方が断然多いわけで、たまたま、色々な条件が合致した際に認定をお勧めするようなスタンスではおります。

したがって、当たり前ではありますが、いずれの新築建物でも気密測定は行いますし、測定結果についても、ほぼ一定であります。

※過去にもパッシブハウスの気密測定についての内容記事がございますので、よろしければご一読ください

 

ただ、過去の記事に記載があるように、パッシブハウス認定建物の気密測定の場合には、日本で通常行われている減圧法に加えて加圧法という2つの方法で測定する決まりがあります。

減圧法と加圧法で測定結果を比べた際に、一般的には加圧法の方が結果は悪いように言われます。

しかし、過去も含めて、あしづかホームで加圧法の測定を行った際に減圧法との差があったかといいますと、特に変化はありませんでした。全く同じと言っていいぐらいの結果です。

ここからは想像の話にはなりますが、普通に考えて、しっかりと気密がとれていれば、両方の測定方法で差があることは、おかしなことです。

したがって、両方で測る意図としては、両方の測定において差があれば、“何らかの是正が必要ですよ”という確認の為であって、差があるまま進めてはいけないという事を示しているように思います。

 

今回、気密測定をさせて頂きました『太秦パッシブハウス』の測定結果はC値でいうと0.1になります。おそらく、これぐらいの精度になってくると減圧法、加圧法の差は無いと考えて良いと思います。

ドイツのパッシブハウス研究所が定めた認定基準の一つ一つは、あらゆる根拠に基づいて、かなり精密であることがうかがえますので、パッシブハウス認定を受けない建物であっても、設計・施工を行う際は、常にそういう事を意識することを心がけるべきかと考えます。

日本でも、こういう考え方がもう少し浸透してスタンダードになれば良いですね。

 

蘆塚

2026.6