7月に入りましたが相変わらず梅雨が鬱陶しいですね。

さて、今回は凄くシンプルな事について書かせて頂きます。

その内容は「気密シートは必要か?」という事です。結論を先に申し上げますと必要です。

※高気密の建物であっても稀に気密シートが不要なケースがございます。(柱より外側の耐力壁で気密をとり、壁構成上の透湿抵抗が安全側に設計されている場合)

では何故必要なのか?まず気密を確保するため。そして壁体内に水蒸気を入れないようにする防湿の為にです。

理由は至って簡単で、理由を聞けば誰でも理解できることです。しかし、日本の住宅では気密シートを使用する建物は未だかなりの少数派になります。それは、なんででしょうか?

私が思いつくところとしましては、1番の原因が業界全体の勉強不足であり認識不足と考えます。

こういう事を書いている私自身も正直なところ数年前まではあまり解っていませんでした。

日本では窓をはじめ、壁でも結露することがある程度は仕方がない事という感じにとらえている方が多いように思います。

でも実際には、それは間違っていて結露する仕組みにしていてはいけません。ビルダーとしては正しい施工方法を身につける必要があり、又、学ぶことも大切になります。

 

あと、気密や断熱に関しては、それぞれ役目が異なりますので断熱材で気密を確保するという考えはあまり共感できません。断熱材はあくまでも“断熱”するだけのものであり安易な考えで“気密”との両立は避けて頂いた方が良いです。例え方が適切かどうかわかりませんが、リンスインシャンプーやオールシーズンタイヤみたいなもので十分に安心できるものでは無いかと思います。

 

蘆塚