お家を建てる計画の際は、皆さん色々なことを妄想してワクワクされると思います。
そして、希望するシステムキッチンや家具などシュミレーションして、少し予算オーバーだったりするとチョットがっかりしたりしますよね。人間だれしも好きなこと、興味がある事には積極的に考えられるのですが、興味ないことに関しては、全然調べたり考えたりせず、ましてやそこにはお金を使いたくないとなってしまいます。


住宅づくりにおいて、その代表的なものは換気システムではないでしょうか。実は私自身も、恥ずかしながら、ほんの数年前までは換気に興味も無く「窓開けたらええやん」ぐらいに考えておりました。しかし、高気密高断熱の建物に携わらせて頂いているうちに換気システムの違いが分かるようになってきて、今では換気システムがイマイチ良くないお家を拝見すると少しガッカリした気分になります。それぐらい換気設備の違いによっては、室内環境が変わるおそれがあります。
現在の市場には海外製品、国産品、第1種、第3種、ダクト式、ダクトレスという具合に多種多様な状況で、エンドユーザーの皆様からすると“何の何がどう良いの?”という感じではないでしょうか?多分、実際に住宅建築に携わっている人たちでも明確な答えを持っている人間は一握りになると思います。
以前にも換気について触れている記事がございますので宜しければご覧いただきたいのですが、立地条件がほぼ同じで断熱構成も同じ場合であっても、第1種と第3種(共にダクト式)の違いで湿度は確実に変わります。これは、何も第3種が劣っているというのではありません。湿度が最優先ではなく、ケースバイケースで第3種を選択することもございます。
この記事に出ている2つの比較は、共に同じメーカーのダクト式ですが、例えば片方がダクトレスを使っていたら、又、異なる結果が出ていると思います。
知れば知るほど面白い換気設備ですので、次回ももう少しお話しさせて頂きます。

蘆塚