早いもので1月も、もう、あと数日で終わろうとしていますね。
さて、前回からの続きになりますが、前回の“アレ”はお解りになられましたか?
“去年の記事”をご覧頂ければ、すぐに解るのですが答えは“換気システム”になります。
もう一度、簡単にご説明いたしますと、コンセプトハウスと事務所のある建物では断熱、気密、窓などの性能は、ほぼ同じ内容になります。
しかし、換気システムにつきましては、建物用途の違いから以下のように種類を変えております。

・コンセプトハウス → 第1種換気(全熱交換型) フレクトウッズRDKR-KS ※画像1枚目

・事務所の建物 → 第3種換気 フレクトウッズJBDG ※画像2枚目

結果的に、この違いで冬の室内湿度が前回お伝えさせて頂いたように20%程度変わってきます。事務所の建物は第3種換気を使用しておりますので第1種換気よりは少し外気の影響を受けやすいです。
しかし、コンセプトハウスは第1種換気の全熱交換型を使用しているため、外気の影響を受けにくくなっております。熱交換型にも2種類あり、全熱タイプと顕熱タイプがあり前者は熱交換(温度)だけではなく、湿度交換も行ってくれます。
“交換”の意味がわかりにくいかもしれませんので、少し説明させて頂きますと、温度に関しては室内の換気した空気から室内の暖かい温度を回収し、給気の際にその熱を戻します。(冬の場合。夏は逆です。)
そして、湿度に関しても室内の換気した空気から湿度を回収して、給気の際にその湿度を戻します。
こういう仕組みによって、2つの建物で湿度に差が生じる結果が出ておりますがご理解頂けましたでしょうか?
換気システムの選定でこれでけ差がでるので、これから新築する方は、どの機械にするかは良く検討してください。
あと、ご注意いただきたいのですが、この結果はあくまでも建物性能(断熱、気密)が良いという事が前提になりますので、それほど性能が良くない建物で同様の換気システムを採用されたからといって同じような結果は期待できないと思われます。
先ずは、外気の影響を受けにくい躯体にすることが重要になりますので、お忘れないようお願いします。
それと、換気システムのタイプにつきましても建物や立地条件によって、第1種でも顕熱タイプが良い場合があったり、第3種換気が良い場合もございますので、併せてご注意いただけると良いかと思います。

蘆塚