今年も残すところあと2か月という事で、あっという間に年末に近づいてきましたね。

仕事がら当たり前ですが、毎日家づくりの事を考えるのですが、「換気の機械はどれが良い?」とか「窓ガラスのガスの種類は何が良い?」とか「日射遮蔽するには何が良い?」など色々検討項目がある中で、根本的な部分が欠落していると、その検討した内容が全然意味をなさないという事があります。

あしづかホームが建てるお家でいうと、その根本的な部分とは“断熱”であり“気密”であります。

これは、あしづかホームだけのお話でもなく“高気密高断熱住宅”であれば何処のビルダーさんで建てられても同じことが言えると思われます。

例えば、ドイツ製やスウェーデン製の高性能で高価な換気設備を導入しても、建物の根本的な部分の性能が伴っていなければ、その換気設備は100%の能力を発揮できずに、本来その製品の持っているポテンシャルを知ることなく使い続けていく事となり、残念ながら宝の持ち腐れとなる恐れがあります。

逆に根本的な部分がきっちり施工されて正しく性能が保持されていれば、その換気設備は100%の能力を発揮することが可能になり、その設備の良さを知ることができます。

全く同じ設備であっても建物(躯体)の差で住み心地が変わり、又、住人の方の感想や評価も変わってしまいます。

“断熱”と“気密”の施工の仕方で、お家の住み心地は変わってしまうので、ホントに大事にしていきたい部分であり、エンドユーザーの皆様にも、そこの大切さを十分にご理解頂きたいです。

そこの大切さを知ると、「何故、裸のグラスウールを使用しているのか?」、「何故、気密シートを施工しているのか?」という理由が何となく見えてくるのではないでしょうか。

こういうことは家づくりに限らず、どのような物事であっても理念は変わらない気がします。

自動車であれば“プラットフォーム”が肝心であり、そこが悪ければ、エンジンやタイヤにいくらお金をかけて良いものを使用しても思うようには走りはしません。その為、自動車メーカーは“プラットフォーム”の開発に多額の費用と長い時間をかけてより良い車体づくりを目指します。

高気密高断熱のお家の場合は“断熱”と“気密”という部分に手間と時間、そして良い材料を多く使うことで、他に建物に備わった設備や部材が思ったように働いてくれます。

根本的な部分は実際に手に触れることは少なかったりするので意外と見落としがちになりますが、本来は一番知らないといけない部分であります。

 

蘆塚