完成見学会の建物をサーモカメラで確認してみる 続き

相変わらず寒さが続きますね。来週からは少し和らぐそうですが、まだまだ油断できないです。

さて、前回に続きもう少しサーモカメラで確認した内容について書いていきます。

先ず画像1枚目ですが、恐らくお家の中で一番弱点となる玄関ドア付近です。温度を検知しているのは丁度ドア下の敷居部分で最も冷えやすい部分です。そこが14.5℃となっております。

玄関ドアはスウェーデンドアでU値0.67となります。市販されているものではトップクラスの性能です。更には基礎外断熱という仕様ですから、非常に断熱性能に優れた状況であります。

しかし、それでも室温から比べると7℃程度差があります。万全にしていてもこれぐらいの温度差は出るという事です。

もしも、これが、もっと性能の悪い玄関ドアを使用し、基礎断熱も“外”より熱橋の出来やすい“内”であれば、どうなっているのでしょうか?更に温度が低くなるのは容易に想像できます。

結局、こういう細部の積み重ねが快適な温熱環境づくりへと繋がっていくのでしょう。

次に画像2枚目ですが、1F南側窓前です。前回でもお伝えしたように撮影日の現地最高気温は3.5℃でした。天気は曇りで雪が舞うような状況です。したがって、日射取得はほとんど期待できない感じでした。

しかし、窓ガラスかの前の床は23.3℃あり室温よりも高いです。この建物の窓はUNILUX(ドイツ製)の樹脂フレーム+トリプルガラスを採用しており、断熱性(U値1.0以下)、日射取得率(52.7%)と共に非常に優れた値です。

このように、しっかりとした性能の窓であれば、決して窓周りであっても寒くは無く暖かく過ごす事ができます。

もちろん、そこには気密性をしっかり担保できる施工精度も絡んできますが、先ずは性能の良い製品を選ばないことには何も始まりません。

今回は、玄関ドア周りと窓周辺のサーモ画像をご紹介しましたが、他にも分かりやすいサーモ画像があれば別の機会に紹介させて頂きます。

気が付けば、あっという間に1月が終わり明日から2月です。あと、2カ月ほど経てば春ですね。

蘆塚

2026.1