外皮性能の良い建物が必須の時代

5月に入って良い気候が続きますね。

一年中、この時期の感じであれば過ごしやすいと思います。しかし、もう少ししたら、また、あの暑い夏がやってくるんです。

その暑い夏ですが、せめてお家の中ぐらいは快適であってほしいものです。ただ、世界情勢をみてみると戦争の影響もありエネルギーをはじめあらゆる価格の高騰が止まりません。

コロナ禍以降は、本当に色々と価格が上がってしまい振りまわされている感が強いです。ただ、日本の場合は、他の先進国から比べると、まだまだ物価は安いとされているので、普通に考えて、更なる物価高騰は続くでしょう。

“暑い夏”と“物価高”ともにあまり嬉しくないワードです。しかし、普通に生活していくうえで避けては通れないというのが現実です。

この2つのワードは、一見、互いに関係無いように思いますが、実は、これから先ずっと係わっていくものです。

暑い夏の室内にはエアコン(冷房)は欠かせません。そのエアコンには電力(エネルギー)が必要です。エネルギー自給率の低い日本では、輸入に頼り切っているので、今のように海外で戦争がおこると、色々と理由をつけられて価格は上がっていきます。そうなると、各家庭の電気料金は当たり前に上がります。

更には、近年の温暖化は、以前から比べると凄まじく、エアコン(冷房)使用量も増加し、各家庭の負担も増加の一途です。

今のような状態が更に進んでいきますと、電気料金を含むエネルギー価格の負担は、一体どれ位になるのか?想像するだけでもゾッとします。現在、年間にエネルギー使用代を250,000円支払っている家庭では、そのままの金額を今後30年間支払い続けると7,500,000円です。

それが、仮に今後30年間のトータルが1.5倍になったとします。すると、11,250,000円となり、その差3,750,000円です。

2倍の場合は、7,500,000円ですし、もっと言うと、今後生きていくのが40年なのか50年なのかも分かりません。

我々が支払うエネルギー代金は、完済したら終わる住宅ローンとは異なり死ぬまで終わりがありません。

したがって、これから新築住宅を検討される方は、出来る限りエネルギーを使わず、かつ快適に過ごせる建物を手に入れることが望まれます。

そうすることで、生涯に使用するエネルギー使用量は大幅に削減できますので、生涯コストも下がります。

それを実現するには、先ずは、外皮性能(断熱性能、気密性能)の高い建物にすることが必須になるのではないでしょうか。具体的な基準でいいますと断熱等級7の性能があると、エネルギー使用量削減と快適性という両面で納得できる建物になるはずですので、是非、そこを目指したお家づくりをして頂ければと思います。

蘆塚

2026.5