換気設備選びは慎重に。

家を建てるときにキッチンや照明器具、家具には好きなものや憧れのものがあるかもしれません。

しかし、換気設備に関しては恐らく殆どの方が興味を持っていないと思います。その結果、コストを抑えることを優先し、よく理解をしないまま、よく分からない設備を設置して後悔してしまうという話を聞きます。

そうならないように、換気設備選びこそ、本気で考えて下さい。お勧めはダクト式で耐久性が高く、静粛性に優れたものです。

あしづかホームでは、フレクトウッズ(スウェーデン)やポール(ドイツ)といったメーカーの製品を採用することが多いです。

全館空調は楽園!

躯体性能の高さ大前提ですが、エアコン1台でまかなう全館空調は非常に快適です。

常に一定の温度・湿度で、不快な気流感や騒音もなく、まさに楽園のような居心地を実現します。

また、換気給気経路のダクトを利用しますので、エアコン以外の余計な設備工事も不要となり、コストパフォーマンスも非常に高いです。

躯体の通気について考える。

建物の外壁や屋根には通気が必要ということをご存知ですか?

もし通気層が無ければ、万が一断熱層へ水蒸気が入ってしまったとき、気温によっては結露を発生させてしまいます。その状態が続きますと、カビの発生や木材の腐食へと繋がります。

このような事が起こらないように、室内側気密ラインではベーパーバリアによって水蒸気の侵入を防ぎ、外側通気層は透湿防水シートを施した上に通気部材を用いて内部の水蒸気を放出できる仕組みをつくることが大切です。

>>NEXT