住宅を建築する際には、色々な部分で性能という言葉が出てきます。
耐震、劣化、耐火、遮音、換気、断熱、気密などなどあげるとキリがないぐらいにでてきます。
しかし、行政が法的に具体的な数値基準を定めていない項目は意外とあります。
今回は、エコハウスに大きくかかわる断熱、気密といった部分についてお話しさせて頂きます。


断熱、気密という部分は意外かもしれませんが、住宅に関しては、現在、日本の法律で明確な基準がございません。そこの基準がないのでエネルギー使用量の基準もありません。
世界中で温暖化対策を行っているさなか、まあまあのレアケースであるのは間違いないのでしょうが、そこを非難ばかりしていても時が過ぎていくだけなので、今のところは個々で考え最善を尽くす方法で進めるしかないようです。その為には勉強して、ある程度の知識を持つ必要がございます。それは、我々実務者だけではなく実際に住宅に住むエンドユーザーの方々も同様になると思います。明確な基準が無い以上、性能の良し悪しは自分自身で判断できる眼力を身に着けておかないといけない状況が今の日本の事情です。
しかし、エンドユーザーの方からすると実務者側(住宅会社)が、会社によって性能基準がまちまちで判断しにくいと思われるのも事実です。
高気密高断熱をうたい文句にしている会社のなかでも、全く明確な数値基準を示さない会社もあれば、数値をしっかりと公表している会社もあります。又、数値を公表している場合においても、その値で本当に大丈夫?と疑いたくなってしまうケースもあり、ルールが定まっていないというのは本当に不便でなりません。


しかし、先ほどから申し上げているように私たちが暮らしている日本では法律による明確な基準は無い状態で、恐らくしばらくの間は現状が維持されると思いますのでエンドユーザーの皆様には、どうか少しでも正しい知識を身に着けて頂きたいです。
次回に、私が考える数値の基準をお話しさせて頂きますので宜しくお願い致します。

蘆塚