昨年末に完成した京都宇治田原パッシブハウス(認定申請中)には、施主のF様家族にチムニー君というオカメインコが新たに加わり一緒に暮らしています。

実は、このオカメインコという鳥は住環境の温度管理を適切に行わないと健康に過ごせない少しデリケートな種類らしいです。特に1歳までの時期は要注意ということです。

では具体的に、どのような温度環境が理想かといいますと、夏場で25℃から30℃ぐらいで、冬場は20℃を下回らないように心掛けないといけないそうで、日本の一般的な住宅の室内では、冬はペット専用ヒーターを設置したり、鳥籠にビニールハウスのような囲いをしたりと皆さん苦労されているようです。

F様家族は、新居に引越しするまで賃貸アパートで暮らしておられまして、その建物は築30年ほどの軽量鉄骨で断熱気密性能が全くと言っていいほど無く、冬は寒く夏は暑い、そして窓が閉まっていても窓からの隙間で風を感じることが出来る環境だったそうです。

その時は、流石にそのような状態ではオカメインコを飼う勇気は沸かずに断念していたそうですが、新居は“パッシブハウス”ということで、もう何の心配も無く飼う事が出来る条件が整われたようです。

 

今さら、パッシブハウスについての詳しい説明は不要だと思いますが、パッシブハウスやそれに近い高性能エコハウスの場合は、温度管理が非常に楽です。

今回のオカメインコに適する環境(夏場25℃~30℃、冬場20℃を下らない)づくりは、凄く簡単に出来てしまう事でしょう。

しかも、その状態をつくるには、ほんの僅かなエネルギー量で気流感も殆どないぐらいのエアコン運転で建物全体を温度ムラの無いようにしてくれます。

温熱環境にデリケートなペットを飼う事で、飼う側の人間に手間やストレスがかかる事が多い中、性能が良い建物に暮らす事で、そういう煩わしさが無くなり、尚且つ人もペットも快適に暮らせる環境は理想ですよね!

 

蘆塚