社屋とコンセプトハウス8年経過

今年の3月の気温は、1カ月前倒しになったような感じですね。本当に暖かくて日中に車を運転していると暑いと思うぐらいです。

毎年、この時期は、まだ肌寒い日が続き、あしづかホームの社屋やコンセプトハウスでもエアコン(暖房)を入れておりますが、今年は既につけておりません。

ちょうど、この2棟が完成して8年経過したのですが、この時期にエアコンをつけていないのは初めてかと思います。

もしかしたら、もう一度寒さがぶり返すのかもしれませんが、予報を見ている限りは、それもなさそうです...

その8年を経過した社屋とコンセプトハウスですが、計画当初は右も左もわからず、あしづかホームとしては、初めて建てたエコハウス(高気密高断熱)です。

当時は、世間一般的に付加断熱やトリプルガラスの窓というものが殆ど使用されておらず、同業者の方から「そこまでする必要あるのか?」みたいな事を言われたこともありました。

しかし、その時すでにヨーロッパでは、それぐらいのスペックは当たり前に行われており、日本が周回遅れで取り残されていることに、殆どのビルダーが気付いていなかったように思います。

8年経過した今は、どう変わったかといいますと、付加断熱やトリプルガラスの窓というものが未だスタンダードにはなっておりませんが、実際に、それらを使用するビルダーは大幅に増えていると思います。

又、一般の消費者の方々にも、そういうスペックの必要性が、大分知れているのだろうというのも実感としてあります。

私の場合は、たまたま、お客様や協力業者さんといった周りの環境に恵まれて、少し早めにエコハウスに取組むことができました。

そのお陰様で、この8年間で様々なノウハウを身につけることができております。

今後は、これまでのノウハウを活かして、少しでも多くのお客様やビルダーさんにエコハウスの良さや必要性についてお伝えしていき認知して頂きたいのと、又、さらにより良い住まいづくりに対して努力をしていきたいと思いますので、どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

蘆塚

2023.03