エコハウスの全館空調は、やはり快適

先週末の日曜日(8/20)は、京都市内で新築させて頂いたお家の完成見学会でした。

完成見学の際は、ほぼ一日中、そのお家に滞在させて頂きまして、空調の具合や室温、湿度など気にして見ております。

その日の京都市内は、最高気温が38℃と、もう本当に灼熱で、外には出たくないと思える状況でありました。

しかし、高性能エコハウスとしては、絶好の“見学会日和”で、快適性を体感して頂くには、“持って来い”でありました。

今回、見学会をさせて頂いたお家のエリアは、準防火地域という事で、窓等の制約がある為に、「高性能化は難しいです」という返答をするビルダーさんが、未だ多くおられるのかも知れません。

しかし、建て主さんや、ビルダー側が、やる気を持って挑めば決して高性能化が出来ない訳では無く、しっかりと断熱等級7(HEAT20 G3)のスペックは出来あがります。

そういう意思のもと、今回のお家もハイスペックな躯体性能を持つことになりまして、この酷暑の中、エアコン1台だけで、家中が凄く快適な空間になりました。

それでは、具体的にどのような環境になったのかをご覧いただきます。

エアコンの設定温度は、当初25℃にしておりましたが、お昼前になっても特に室温が上がることが無かったので、その段階で25.5℃に変更しました。

画像1枚目は、午後の1Fの温度と湿度になります。数字が示す通り非常に快適です。

そして、画像2枚目、こちらも同様に快適で、1階、2階と比べても温度差は少ないです。

強いて言えば、現状は初期含水があり、もっと時期が経てば、湿度が、若干、下がる傾向になるとは思います。

いずれにしましても、この酷暑の中で、エアコン1台のみで、これだけの環境が出来あがるというのは、本当に素晴らしいことであると思います。

この近年は、確実に一昔前とは気候が変わっているのが実感できて、“自分の身は自分で守る”という事を実践していかなければならないようになりました。

これから、新築を検討される方は、快適性や省エネ性というものに対して、自らの判断基準を持っておかないと、ホントにちゃんとしたお家にはなりませんので、正しい情報をしっかりとキャッチしてください。

蘆塚

2023.08