エアコンの寿命
11月も終盤となりまして、季節は着実に秋から冬へと移り変わっていますね。
さて、今回は前回にも少し触れましたエアコンについて書かせて頂きます。
前回にエアコンの“耐用年数は10年とされている”という内容をお伝えしましたが、この10年という期間は、稼働時間としてはどれ位を想定しているのでしょうか?
そこがハッキリと分からないので確かな事は書けないのですが、メーカーが想定している対応年数よりも全然早く故障するケースもあるので、エアコンという製品は結構な個体差があるものだと個人的にみています。
何故そのような事を思うかといいますと、あしづかホームの社屋では4台のエアコンを使用しております。その4台は業務用の天井埋込タイプで、同メーカーで型式もほぼほぼ同じです。設置されている室内の環境も差はありませんし、室外機の設置場所も大きく変わりません。ようは、使用環境が同じという事です。
又、社屋のエアコンは新築当初から全てで間欠運転を行っているので、コンセプトハウスから比べると稼働時間はいずれも半分程度のはずです。
しかし、4台のうち1台は、5年程度で熱交換器にピンホールが出来てガス漏れが起こり熱交換器の交換をして頂きました。
更には、ちょうど10年経過した今年の夏に別のもう1台も、同じく熱交換機にピンホールが出来てガス漏れをして、熱交換器の交換がなされました。
このように使用状況が同じような状況下であっても、耐用年数よりも大幅に前で故障する個体もありますし、ちょうど10年で故障する個体もあります。
また、未だ全然大丈夫な個体もありますので、本当にそれぞれでばらつきがある事が良くわかります。
これまで、お客様のお家を含めてエアコンの故障箇所は、ほぼ全部といっていいぐらい熱交換器です。エアコンには熱交換器以外にも多くの部品がありますが、それらは耐用年数通りか、それ以上の耐久性で造られているようには思います。
一方で、熱交換器に関しては、何故か故障(劣化)しやすいです。メーカー側も少しずつ改良をしているように聞いた事はありますが、飛躍的に良くなっているような話は聞いた事がありません。
現代において夏の暑さ、冬の寒さをしのぐには、エアコン無しはでは考えられませんが、エアコンの故障を発見するタイミングは、エアコンを必要とする時期になります。したがって修理や機器交換も待ったなしで判断しなければなりません。
熱交換機の部品交換を行う場合は決して安価ではありませんので、メーカー側は機器ごとの交換を進めてきます。
これまで、日本の家電メーカーはエアコンに限らず機器が故障すると本体ごと交換を促す手法をとっていました。しかし、時代の流れで、その方法も考えなければならない時期ではないでしょうか?
もっと耐久性を持たして、長持ちするモノづくりに転換した方が良いとは思うのですが、どうなんでしょう。
蘆塚
2025.11



