温熱環境の優れた医療施設を建築

前回は医療施設の温熱環境について書かせて頂きました。医療施設の断熱性能や気密性能については、前回の記載通りで、以前より疑問を持っておりました。

多分、日本国内でも探せば性能が良い病院、診療所の建物はあるのかもしれませんが、大多数の建物がそうではないと思いますし、少なくとも私の身近には、まだ、存在しないです。

そもそも、あしづかホームがエコハウスを建て始めたおよそ10年前は、住宅でも近畿エリアには、高性能なものは殆ど無かったです。

しかし、今では、近畿エリアにも高性能なエコハウスは少しずつではありますが、広がりをみせていますし、その存在を知る方も増えています。

住宅建設に限らず、どのような分野でも、誰が考えても良いものは、仮に時間がかかったとしても広まっていくと思います。

逆にあまり中身が無いのに、流行りだけで急に広がるものは、時間が経てば消えていきます。

今まで、私の経験では、そのような結果になっていることが多いので、病院や診療所の建物についても同様で、誰かが高性能化を始めていけば、その良さは時間の問題で、多くの方が気付かれると思いますので、徐々に広がりを見せていくものだと考えておりました。

そして、チャンスがあれば、あしづかホームでも高性能な医療施設の建設にトライしてみたいとも考えておりました。

そうしましたら、昨年、ひょんなことから眼科医院を開業される方と出会う機会があり、医院建設にあたっての断熱・気密、また耐震など性能の重要性をお話しさせて頂くと、非常にその内容を共感して頂きまして、なんと結果的に、あしづかホームで、その眼科医院の建築をご依頼いただくことになりました。

既に工事は始まっておりまして、高性能な眼科医院の開業に向けてスタートは切っております。

建物の躯体性能は、あしづかホームでいつも建築している断熱等級7のスペックですので、医療施設としましては、近畿エリアでは、なかなか前例が無いようなものになるはずです。

私も今から完成が非常に楽しみでありますし、皆様も乞うご期待ください。

蘆塚

2024.02