省エネ性能と快適度は比例する!
地球温暖化に伴いCO2 排出量を減らす動きはヨーロッパ諸国を中心に世界中で進められています。CO2排出量削減には、省エネ化が必要不可欠であります。
住宅のエネルギー消費の割合は冷暖房で使用するエネルギーが最も高い割合を占めます。
その冷暖房エネルギーを削減する方法は、大きくわけて2 種類あります。
先ず一つ目は、冷暖房を使用せずに暑さ、寒さを我慢すること。
そして、もう一つは、冷暖房を使用しても、少しのエネルギーで快適な温度になる住宅に住むこと。
現在の異常気象が続く中、暑い、寒いを我慢して暮らす事は現実的ではないと思います。そうなると、結局、省エネに快適な温度になる住宅を手に入れる事が必要とされます。
その省エネで快適な住宅を造るには、以下3 点が重要なカギとなります。
1.しっかり保温できる躯体( 断熱・気密)
2.太陽と上手につきあう( 日射取得、日射遮蔽)
3.エネルギーロスを防ぐ換気計画( 適切な機器選定と設計、ダクト式の利用)
この3点をしっかり実行することで、人にも環境にも優しい結果へ繋がり、その究極がパッシブハウス基準となります。