日本のエコハウス(省エネ)基準?

日本の住宅における省エネ化は、世界的に後れをとっているのはご存知でしょうか?

ヨーロッパの各国では、2000年代以降それぞれの国で義務基準が強化されUA値0.3W/㎡・K以下の住宅が当たり前に建築されるようになりました。

一方、私たちが暮らす日本では、長らく法的な義務基準もなく、先進国としては異例でありました。

しかし、2025年4月にようやく断熱等級4(滋賀エリアUA値=0.87W/㎡・K)という義務基準が設けられることになります。

ただ、この断熱等級4の性能値は、非常に時代錯誤な内容であり、この性能でお家を建てても決して快適ではありませんし、現代として省エネでもありません。

2030年までには、断熱等級5(滋賀エリアUA値=0.6W/㎡・K)へ引き上げられる予定はございますが、断熱等級4同様に不十分な内容であることは否めません。

更にいいますと、数値通りの断熱性能を得るためには気密性能が必要になります。気密性能を持たない建物では、断熱性能は大幅に軽減されますが、その気密性能についての義務基準は現在ございません。

このように、今のところ、日本の省エネ基準は決して良いとは言えない内容です。

あしづかホームのエコハウス基準!

あしづかホームでは、エコハウス(高気密高断熱住宅)づくりを始めた頃から社内独自の性能最低基準を設けており、現在では以下のような基準で家づくりを行っております。

・断熱性能 断熱等級7(滋賀エリアUA値=0.26W/㎡・K以下)※2022年に新設された等級

・気密性能 C値=0.5 cm²/m²以下

・年間暖房需要 30kwh/㎡以下

・年間冷房需要 30kwh/㎡以下

※何れの数値も建物形状、面積、立地条件等の条件によりクリアできない場合がございますので予めご了承下さい。

又、世界的に厳しいとされるドイツのパッシブハウス認定(年間暖房需要15kwh/㎡以下)の建物も手掛けております。

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