正解を知ることが大事。

人生の中で色々な買い物をすると思います。

それは、日常品から趣味のもの、又、車や家といった生活に欠かせない大きなものまで...

それらには必ずどの商品にするかという選択機会が生まれますが、何も迷わずに買える物もあれば、すごく悩んで買う物もあります。

迷わず買う物の多くは、比較的価格が低く失敗が許されるものか、他製品にはない魅力があり絶対に欲しい物のいずれかなんだと思います。

逆に悩んで買う物は、そもそもの金額が高いものだったり、比較する相手が多い物、又、自分自身でどれにしたら良いか分からなくて判断しかねる物と考えます。

このような考えで言うならば、家を買う(建てる)という事は、価格も高いし、比較するビルダーも多いし、詳しい内容を勉強しないと判断できないしで、一番厄介な買い物かもしれませんね。

特にエコハウスというジャンルは近年注目されるようになり“本物”でない“まねごと”で販売されているものが凄く多いと感じます。

どのような買い物でも必ず“まねごと”でできている商品は出てきます。それは人間の欲がそうさせているのでしょうけど、似たような雰囲気で安価に出来たものを見るとそれを買う方が得した気分になるのか、ついついそっちに目移りするという具合になってしまいがちです。

ただ、そうなるのはしっかりと見極める眼力が養われていないからではないでしょうか。

しっかりと、物事を学んで正解が分かっていれば絶対に手を出さないものに対して、「きっと、ちゃんとしたものが出来るだろう!」という安易な発想で“まねごと”に手を出して後に悔やむという結果が予想できない時点で多分負けなんでしょうね。

例えば数万円の買い物の失敗ならば“授業料を払って勉強しました”で済むかもしれません。

しかし、家の場合は、大多数の人が一生に一回だと思います。

そういう意味では失敗は出来ませんので、先ずは正解を知るという事が大事になります。

その正解を知ってから色々な選択肢を探る方が成功に近づけるのではないでしょうか。

家を建てるという事は基本楽しい事ですが、少し調べてみたり勉強することで楽しみも大きくなると思いますよ。

蘆塚

2020.10