冬場の室内環境

先日までの暖かさが無くなり、少し気温は下がってきましたかね。

暖房の運転をされておられる方も多いかと思います。これからの時期は温度も湿度も下がってきますので、その辺りの内容を書かせて頂きます。

今年に関してはとにかくコロナ禍という事で、最近は感染者数も徐々に増えてきて、TVなどでも温度・湿度と換気の事を結構耳にします。スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションでも乾燥時の飛沫拡散量が随分と増えるという結果になっているようで、信憑性があるデータなのかと思われます。

でも、こういう事をTV等で話されているなかで、「換気をする」、「温度下げない」、「湿度上げる」という事をいとも簡単に言われてますが、これは建物によってはなかなか難しい問題であると感じております。

多分、現在建っている日本の殆どの建物で、この3つをさらりとこなすのは至難の業で、もう少し具体的で良い伝え方が無いものかなと思うのですが、私自身もうまい表現が全然見当たりません。

断熱性・気密性の悪い建物で換気をすれば冷気が入り暖気は逃げて温度は上りにくいです。又、湿度も外気の影響を受けやすいので下がりやすいです。でも、実際にそうなってしまう建物が大多数であり、現実です。

しかし、この住環境の問題は、別に今年に限って起こっていることではなく、毎年冬場にはインフルエンザや風邪の流行があるので、ずっと言われ続けているのです。

これからお家を建築される方は、先ずは断熱性・気密性を確保できる建物を手に入れて頂く事を強くお勧めします。

断熱性・気密性に優れた建物であると、室内環境は比較的コントロールし易くなり余計な心配がなくなります。

あしづかホームの社屋を例にとると、断熱性・気密性が高いおかげで常時換気システムが運転している状態であっても室温は快適な暖かさをキープしてくれます。

この建物の換気システムは第3種を使用しておりますので、冬場は少し乾燥気味になってしまいます。しかし、加湿器を使用することで湿度をある程度コントロールできて、尚且つ窓に結露することもありません。

ご参考までに画像1枚目は、社屋内ミーティングルームで加湿器が置かれています。

次に2枚目ですが、ミーティングルームの温度と湿度です。この日は晴れており暖房の運転はしておりません。今年は、それ程寒くないので曇天・雨天が続かない限りは未だ暖房が要らない感じです。

これが、全熱交換型の第1種換気システムに変わると基本的には加湿器が無くても湿度が下がり過ぎることはなくなります。

それぐらい建物の断熱性・気密性や換気システムの選定は大事だという事なので、その辺りは良くお調べ頂いてからビルダー探しや建物検討を行ってください。

蘆塚

2020.11