前回に引き続き“見えないところが大事”をテーマに今回も書かせて頂きます。

今回は専門誌等でも、ここ数年、特集を組まれることの多い建物外部で見えないところについて、あしづかホームの取組を紹介します。

・通気層は?

躯体の断熱層の外側には、一般的に通気層が設けられます。(稀に材料構成の透湿抵抗を確認したうえで通気層が無くても大丈夫なケースもあります)

それは、壁だけではなくて屋根断熱の場合は屋根も同様です。この事は、ホームページ内の“高気密高断熱の家づくり3”のページでも少し触れてはおりますが、壁に対しては今や一般化して常識になっている通気工法ですが、屋根にも同じリスクがございますので、あしづかホームでは確実な通気層確保として屋根を2重構造として通気の為の垂木を施工しております。

この方法は、全国で高性能住宅を手掛けられているビルダーさんの中では定番化してきていますが、全体を見渡すとまだまだ少数派かもしれません。

恐らくコストと手間がかかる為に採用率が低いのだと思われますが、様々な方法を検討していくと、結局は、ここへ行きつくのではないでしょうか。

私もコストをかけないように他の方法を考えていた事もありますが、この通気方法以外で納得のいく答えは見つかりませんでした。

・透湿防水シートは?

このシートも国産品から海外製まで凄く多くの種類が販売されています。透湿性が備わり防水できるという事が絶対条件ですが、あしづかホームでは更に耐久性というところに重きをおいて選定しております。

色々な資料を参考にしているのですが、実際に現場で施工している状態も踏まえてデュポン社のタイベックシルバー及びタイベックルーフライナーを採用する事が多いです。いずれも長期的な耐久性が高いという事と、施工時に感じるのは繊維自体が強く引っ張りや破れというものに対しても他製品より優れている感じです。

又、最近ではウルト社のウートップも透湿性の高さや繊維の強さから興味を持ち注目しております。

なかなか国産品の名前が出てこないのが寂しいところではありますが、国産メーカーにも奮起して頂いて形勢を変えていってほしい想いもあります。

 

蘆塚