熱橋(ヒートブリッジ)ってご存知ですか?
ウィキペディアによると

“周囲の材料よりも熱伝導率が高く、熱伝達のための抵抗が最も少ない経路を作成する領域または部品である”

という事で、より簡単にいいますと“熱の伝わりやすい場所”かと思います。
決して良い意味のものではなくて、熱が伝わってはいけないのに伝わってしまう場所です。
凄く身近でわかりやすい例ですと、家のアルミサッシやアルミ玄関ドアではないでしょうか。
冬場になると外の冷気をまともに受けて室内側で結露するという、まさにあの仕組みです。

家づくりを行う中で、熱橋してしまう箇所は、非常に多くありまして、ここを野放しにしてしまうのと、しっかり対策して熱橋箇所をつくらないようにするのでは、入居後の快適性や建物自体の耐久性に、そこそこの差が出てくると考えられます。
先ず何より、建物性能(Q値やUA値)の値が仮に同じであっても、熱橋対策しているかしていないかで実際には暖冷房負荷には差が生じます。
いくら高価で素晴らしいスペックの断熱材や窓を施していても、熱橋箇所を見落としていたら、凄くもったいない事になりますので、そうならないよう日々試行錯誤をしていく訳ですが、コストとの兼ね合いや納まり上悩むことも少なくはありません。

では、具体的にどのような箇所が熱橋になりやすいかを確認していきます。

1.基礎(コンクリート)
2.躯体の骨組み(木造の場合は木部、鉄骨の場合は鉄部、RCの場合はコンクリート)
3.開口部(窓、ドア)
4.貫通部(ダクト類の穴)
5.断熱欠損

以上の5点が、すぐに思い浮かぶ箇所です。

次回に1つずつ、どのような対策方法があるのかを私なりの考えで書かせて頂きますので、次もよろしくお願いします!

蘆塚