窓の事は以前にもお話をしているのですが、改めて最近感じていることを書かせて頂きます。
最近は私の周りでもトリプルガラスの窓(樹脂や木製枠のもの)を採用されている同業者の方が増えてきて嬉しく思います。しかし、まだまだ現段階で国産窓の主流は、アルミ枠にペアガラス又はアルミ樹脂複合枠にペアガラスである事には変わりありません。


私たち実務者よりも、エンドユーザーの皆さんの方が、今の“主流”に対して何故?と感じられているかもしれません。
しかし、その“主流”が現在の日本では“普通の窓”になってしまいます。
国内の実務者(設計事務所、工務店、販売店、メーカー)が本当に快適な環境を知らなかったり、性能のメリットを理解しないとなかなか時間が掛かる問題なのかも知れませんが少しずつ変化が出てきているのは事実です。


ドイツでは使用してよい窓の最低基準がU値1.3以下と決められているのは、すごく理にかなっていると思います。実際に私が今まで体感しているケースでもU値1.3よりも値が大きい窓は、やはり外気の影響を受けてしまい暑い寒いが分かりやすいですし、暖冷房需要(負荷)を計算する際にも足を引っ張ります。
そういう事を踏まえて、日本国内でもU値1前後のトリプルガラスの樹脂や木製枠の窓が“高性能”なものでは無くて、早く“普通の窓”と呼ばれる日が来ることを切に願います。

蘆塚